Borland Developer Studio 2006に関するQ&A

概要: Borland Developer Studio 2006に関するQ&A

目次

「継承元の'Label2'が見つかりません.」というダイアログが表示される場合の対処方法(C++)

Borland Developer Studio 2006のUpdate1を適用した状態で、以前のC++Builder 6(5)のプロジェクトを読み込み、コンパイル/メイク/再構築を行うと「継承元の'Label2'が見つかりません.」というダイアログが表示される場合があります。

この場合、以下の方法でプロジェクトを作成し直してください。

プロジェクトの再作成方法:

  1. 以前のC++Builderのプロジェクトのバックアップを取ります。
  2. Borland Developer Studio 2006で新しいプロジェクトを同じ名前で作成します。(拡張子が.bprから.bdsprojに変更されていますので直接上書きにはなりません)
  3. プロジェクトを保存する前に、この新しいプロジェクトの不要なフォームなどをプロジェクトから削除して保存します。
  4. バックアップしたプロジェクトから必要なフォームなどを新しいプロジェクトにコピーして追加します。
  5. プロジェクトソースを変更していた場合は、バックアップしてあるプロジェクトのソースの必要部分を新しいプロジェクトのソースに反映させます。
  6. コンパイラオプションなどプロジェクトオプションの設定を行います。

ノート:

以前のプロジェクトから変換したプロジェクトのXMLの以下の部分を直接変更することにより現象を回避できる場合もありますがプロジェクトを壊す可能性があるため、再作成することをお薦めいたします。

以下の2つのエレメントを削除

<property category="build.node" name="libraries" value="..."/> 
<property category="build.node" name="sparelibs" value="..."/> 

以下のエレメントのvalueを適切に変更(プロジェクトオプションのパッケージで変更可能)

<property category="build.node" name="packages" value="..."/> 

タイプライブラリ使用時の注意事項

Borland Developer Studio 2006のUpdate1の適用により、タイプライブラリの編集画面上に「自動更新」のチェックボックスが付加されました。

ActiveXのオブジェクト(Remote DataModuleを含む)を正しく生成して使用するためには、この「自動更新」のフラグがオン(チェックが付いた状態)である必要があります。

Update1適用前にActiveXのプロジェクトを作成し、Update1適用後にそのプロジェクトを修正する場合は、必ずこの「自動更新」のフラグがオンになっていることをご確認の上、作業を行うようにしてください。

「自動更新」のフラグがオフの状態で修正などの作業を行いますと、正しい生成が行われずコンパイル時にエラーとなります。(正しく生成されなかったコードにつきましては、ご自身でコンパイル可能な状態に修正して頂くこととなります)

Update1適用前のディフォルトオプションの変更について

Update1適用前に[プロジェクト|ディフォルトオプション]にてディフォルトのオプションを変更し、Update1適用後にBorland Developer Studio 2006を起動した際にEPackageRegistrationExceptionが発生し、IDEパッケージが読み込めないというエラーが表示される場合があります。

この問題を解消するには

\Documents and Settings\<username>\Local Settings\Application Data\Borland\BDS 

ディレクトリを削除し、ディフォルトの状態に戻してからBorland Developer Studio 2006を起動してください。

Windows 2003 Server SP1上でのBorland Database Engine(BDE)アプリケーションの多重起動について

Windows 2003 Server SP1上でBDEアプリケーションを多重起動した場合、BDEのエラー「$2109 IDAPI32.DLLをロードできません」が発生します。

これは、Windows 2003 SP1上で、MS-IMEに関するモジュールが、BDEが使用する仮想メモリのアドレスをロックしてしまう事に起因しています。

この現象につきましては、Microsoft Win32 Platform SDKに付属しているRebase.exeを利用してIDAPI32.DLLのIMAGEBASEのアドレス空間をずらすことにより解消することができます。

Rebase.exeのオプションなどにつきましては以下の資料をご覧下さい。

http://windowssdk.msdn.microsoft.com/en-gb/library/ms726650.aspx

なお、BDEにつきましては

http://edn.embarcadero.com/article/28688

に記載がございますように、既に開発・保守が終了しております。新しいバージョンのデータベースに接続するアプリケーションを作成する場合はdbExpress等、別の接続方法をお使い下さい。

Borland Developer Studio 2006起動時の問題

Windowの起動直後にIDEを起動すると、起動中に.NET Frameworkのバグが原因で製品がハングアップし、約5分後にエラーメッセージが表示される場合があります。

このエラーを防ぐには、IDE起動前にコマンドプロンプトを一度起動しておくか、次のレジストリエントリを作成または更新してください。

HKEY_CURRENT_USERConsole 
Name LoadConIme 
Type REG_DWORD 
Data 0 

この問題については、

http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;899153

をご覧ください。

Windows Server 2003へのインストールについて

Borland Developer Studio 2006のインストールを行う際、ブートストラップユーティリティが、必要となるシステム要件を満たしているかを確認し、満たしていない場合は足りないものをインストールします。

マイクロソフト社で提供されるサービスパック等が適用されていないWindows Server 2003にBorland Developer Studio 2006をインストールする場合、Microsoft .NET Framework 1.1 Service Pack 1のインストールが次のような画面を表示し失敗するため、インストールを続行することができません。

bds2006qa_01

このエラーが発生した場合は、CD内のWindows Server 2003用の.NET Framework 1.1 Service Pack1(\dotNETRedist\WindowsServer2003-KB867460-x86-JPN.exe)を個別に実行し、その後再度 Borland Developer Studio 2006のインストールを行ってください。

なお、Borland Developer Studio 2006を使用するためにはWindows Server 2003 Service Pack1が必要です。Windows Server 2003でBorland Developer Studio 2006を使用する際は、Windows Server 2003 Service Pack1の適用した環境で使用されることをお薦めします。

InterBase 7.5 Developerの起動について

Borland Developer Studio 2006に付属しておりますInterBase7.5 Developerは、単独インストールでは起動しません。

InterBase 7.5 Developerを起動するには、以下の条件をすべて満たす必要があります。

  • InterBase7.5 DeveloperがBorland Developer Studio 2006と同じパソコンの同じユーザーでインストールされている
  • Borland Developer Studio 2006の使用許諾が行われている
  • InterBaseサービスマネージャーの設定画面で「InterBaseをWindowsサービスとして起動する」のチェックが外れている

なお、InterBase7.5 Developerをサービスとして起動させる場合は、以下の手順でサービスを設定します。

  1. Windowsのコントロールパネルを開き、「管理ツール」の中の「サービス」を選択します。
  2. 表示されたサービス内の「InterBase 7.5 (gds_db) Guardian」を選択します。
  3. メニューから[操作|プロパティ]を選択して、選択したサービスのプロパティダイアログを表示します。
  4. 「ログオン」タブをクリックして、ログオンについての設定の画面を開きます。
  5. ログオンの設定を「ローカルシステムアカウント」から「アカウント」側に変更します。
  6. 現在ログイン中のユーザー名をアカウントの欄に直接記述するか、または[参照]のボタンを押し、ユーザー名を選択します。
  7. 選択したユーザーのパスワードを設定します。(InterBaseのユーザー名・パスワードではありません)
  8. ハードウエアプロファイルのサービスが「無効」になっている場合は、[有効]のボタンを押し、サービスを「有効」に設定します。
  9. [適用]または[OK]ボタンを押し、設定を完了します。
  10. 同様の操作を「InterBase 7.5 gds_db Server」に対しても行います。

bds2006qa_02

C++BuilderでIndyコントロールを使用する場合の注意事項

Borland Developer Studio 2006に付属しているIndyコントロールのIndy10は、Delphi専用のコントロールのため、C++BuilderパーソナリティでIndyコントロールを使用する場合は、インストールの際にIndy9を選択してください。

Delphi 2005が入っている環境にBorland Developer Studio 2006を入れた場合のデータベース接続について

Borland Developer Studio 2006で、いくつかのデータベースドライバ名が変更されました。(例 dbexpress InterBaseドライバ名dbexpint.dll→dbxint30.dll)

Delphi 2005がインストールされている環境にBorland Developer Studio 2006をインストールした場合、dbExpressおよびBDP接続を使用しているアプリケーション内で、コード内に以前のバージョンのドライバ名を記述している部分があれば、新しいドライバファイル名に更新してください。


公開日:: 4/16/2007 7:05:40 PM

次からのサーバー応答:: ETNASC04

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