Delphi 2007 について

概要: Delphi 2007 Announcement の翻訳記事です。

Delphi2007がリリースされました。プロダクトに含まれている下記の情報と同様に、製品に含まれている readme、および、インストールについて記載されたファイルをご覧ください。

    インストールについて

Delphi 2007は、デフォルトで C:\Program Files\CodeGear\RAD Studio\5.0\にインストールされるため、Borland Developer Studio や、以前のバージョンの Delphi 製品を上書きインストールしてしまう危険はありません。

Delphi 2007をインストールした後、BDSや Delphiの以前のバージョンを動かすことができるでしょう。

Delphi 2007は、ネイティブの Win32バイナリのみターゲットにしていますが、IDEは、.NET Framework 2.0、.NET Framework SDK 2.0や Visual J# 2.0のような .NET コンポーネントに依存しています。

同様に MSXMLを必要とします。もし、インストールされていない場合は、自動的にインストールされるでしょう。

    シリアル番号について

新しいインストーラーは、シリアル番号の入力を促します。

インストールする際、手元にシリアル番号の記載された用紙を用意してください。

    互換性について

Delphi 2007 は、Delphi の以前のバージョンの製品と互換性があります。

サードパーティより供給されたコンポーネントを使用しているのであれば、互換性の問題について、コンポーネントの供給元に問い合わせてください。

    Windows Vista上での動作について

Delphi 2007 は Windows Vista オペレーティングシステムをターゲットとした新しい機能を提供しています。

Delphi2007 を Windows Vista上にインストールする場合、以下のポイントを確認してください。

  • Windows Vista上では、アドミニストレータまたはアドミニストレータ権限のユーザーでログインし、インストーラーを起動しなければなりません。それは、Program Filesディレクトリが高度なセキュリティ権限を必要とするからです。
  • 時折 Windows Vista上で、使用許諾が時折失敗することがあります。この問題の回避策としては、Windows Live OneCare Firewallが存在するのであれば、使用許諾のプログラムを許可し、使用許諾を再度行ってください。これをブロックすると使用許諾のプロセスが阻止されてしまうため、このプログラムをブロックしないでください。
  • Windows Vistaは 旧式のWinHelp のヘルプビューア(WinHelp.exe)をサポートしていません。もし、.HLPファイルを使用したいのであれば、マイクロソフトの Webサイトを見てください。( http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=6ebcfad9-d3f5-4365-8070-334cd175d4bb ).
  • Windows Vista で TAnimate コンポーネントによって供給された CommonAVI を使うのであれば、コンポーネントパレットの Win32 から TShellResources コンポーネントをプロジェクトに加える必要があります。Windows Vista は下位互換のあるシェルアニメーションをサポートしていません。TShellResources コンポーネントは、実行可能なプログラムに以下のリソースを追加します:

FindFolder.res

FindFile.res

FindComputer.res

CopyFiles.res

CopyFile.res

RecycleFile.res

EmptyRecycle.res

DeleteFile.res

  • Windows Vista 上で BDE を使用する場合、C:\<root>ディレクトリにファイルを書き込まないように BDEの設定を行う必要があります。これを行うには、アドミニストレータでログオンし、Program Files\Common Files\Borland Shared/BDEディレクトリにあるBDEAdmin.exeを起動します。環境設定タブを選択し、環境設定\Drivers\Native の下の PARADOXをクリックします。そして、NET DIR をルートディレクトリ以外の場所に変更します。たとえば C:\Users\Public\Documents\RAD STUDIO などです。
  • TOpenDialog、TSaveDialog、または MessageDlg 機能を使用した既存の VCL アプリケーションを再構築し、Windows Vista で起動するのであれば、従来のオープン、セーブ、メッセージダイアログよりむしろ、Vistaの ファイル・タスクダイアログを使用します。これを望まないのであれば、オリジナルの行動を強制するために、プログラムの始めに、グローバル変数である UseLatestCommonDialogs を Falseに設定してください。
  • VCL for the Web(IntraWeb)アプリケーションの起動やデバッグをするのであれば、Windows 2003 または Windows XP を使用するのがよいでしょう。もし、Windows Vista上で使用するのであれば、VCL for the Web アプリケーションのデバッグを行う際に、User Access Control (UAC) を無効にしなければなりません。IntraWeb の詳細については、http://www.atozed.com/intraweb/docs/ をご覧ください。
  • Vista上で UACが有効な状態で、実行可能なプログラムの名前が、’setup’, ‘update’, ‘install’ を含む場合、IDE がアドミニストレータのアカウントで起動されないと、プログラムをデバックすることができません。IDE の外でこれたの文字列が含まれた実行可能なファイルを起動しようとすることは、システムアドミニストレータアカウントのパスワードを必要とする ”User Account Control” ダイアログが表示される引き金となります。デバッグせず IDE の中で実行すると、プログラムが特権の昇格を必要とすることを示すエラーをが発生します。デバッグしながら IDE を動作させることは、プロセス生成エラーを引き起こします。詳しくは http://blogs.msdn.com/uac/archive/2006/01/13/512776.aspx をご覧ください。

    その他

Borland Developer Studio からのアップグレードであれば、今までと同様に唯一のユーザーとしてライセンスを使用することになります。