Data Pumpについて

Abstract: 旧バージョンの IDE製品に付属していたDataPumpについて説明します

Data Pumpはデータベースの構造とデータをデータベース間で転送させるためのツールです。

アプリケーションのマイグレーションなどで、Paradoxや dBASEのデータベースを InterBaseなどの RDBMSデータベースに移行させる際に有効なツールとなります。

Data Pump(Data Migration Expert)は、以下の旧バージョンの IDE製品の Enterprise版(C/S版)に付属しています。

  • Delphi2, Delphi3, Delphi3.1, Delphi4, Delphi5, Delphi6, Delphi7
  • C++Builder1, C++Builder3, C++Builder4, C++Builder5, C++Builder6

    使用方法

ここでは、データベースエリアス内にある Paradox/dBASEのファイルを InterBaseのテーブルとして転送させる手順を例にとって解説します。

  1. 予め BDE Administratorで転送元と転送先のデータベースエリアスを作成します。
  1. Data Pumpを起動します。たとえば、Delphi 7の場合であれば、Windowsのスタートメニューより [ プログラム | Borland Delphi 7 | Datapump]を選択します。
  1. 移動元の指定を行ないます。ここでは、サンプルとして用意されている DBDEMOSを指定します。

Hide image
Datapump1

  1. 移動先の指定を行ないます。予め作成しておいた(データベースだけ作成しておきます) InterBaseのエリアスを指定します。

Hide image
Datapump2

  1. 転送するテーブルを指定します。転送を行ないたいテーブルを左側のボックスから右側のボックスに [>]や [>>] のボタンを使用して移動させます。

Hide image
Datapump3

Hide image
Datapump4

  1. フィールドの関連付けを行ないます。転送先のデータベースでサポートされないデータ型、インデックス、参照の整合性を必要であれば修正します。

Hide image
Datapump5

Hide image
Datapump6

  1. 上記設定がすべて完了したところで [Upsize]ボタンをクリックし、転送を実行します。この際、問題があればステータスレポート上に表示されます。

Hide image
Datapump7

    注意事項

  • BDE – SQLLink経由で転送を行なう場合、RDBMS側の対応バージョンは、BDE, SQL Linkサポート状況にてご確認下さい。BDEでサポートしている RDBMSは、古いバージョンのRDBMSとなるため、例えば、InterBaseの場合、InterBase 5.6ベースで Data Pumpを実行し、InterBase 5.6でバックアップ、使用するバージョンの InterBaseでリストアという作業が必要になります。
  • Unicodeは未対応です。
  • ベースとなる RDBMSのバージョンは、BDEのサポートバージョンになるため、BDE, SQL Linkサポート状況に記載されている以降の新しい RDBMSのデータタイプ(例えば SQL Server 2000でサポートされた variant等) には対応していません。